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C81同人ゲー感想 その2

買った分の完成版新作は(多分)プレイ完了。

やはり今回もちょっと厳しめの感想になってしまいましたがご了承を。



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エロゲ製品版 | 【2012-06-11(Mon) 02:14:53】 | Comments(-) | [編集]

C81同人ゲー感想 その1

というわけで、前回宣言したとおり、冬コミ新作の同人ゲーム10作の感想です。追記からどうぞ。

……ふと見返してみると、割と批判が多くなってる気がががが。あまりそういうつもりはなかったのですが、うむむ。

というわけで割と厳しい感想も混じってますが、ご寛容な方は改めまして、どうぞ。

(なんかろくでもない更新になっちゃったなあ……)




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エロゲ製品版 | 【2012-01-17(Tue) 04:16:25】 | Comments(-) | [編集]

闇を奔る刃の煌き

『MYTH』以来(自分でびっくり)の久々のゲーム紹介は、C80新作の同人ゲーム『闇を奔る刃の煌き』です。

闇を奔る刃の煌き

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「夫婦になりましょう」
すれちがった名前も知らぬ娘にそう声をかけたのは、貧乏な若侍、片倉重蔵。
迷わずその手をとり駆け出したのは、隣の街の商家の娘、蛍。
常人には到底理解できぬその行動に、多くの者は驚き呆れ、そしてある者は困惑しながらも二人を迎え入れるのであった。
二人の前に立ちはだかる数々の壁。強い絆と信念でそれらを乗り越えていく内、重蔵は新たな決意を胸にする……。

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サークルの前作『流れ落ちる調べに乗せて』の数十年前。幕末のとある街を舞台としたお話です。簡単に言うと立志ものというか立身出世ものといいますか、貧乏侍である重蔵が蛍を娶ったことをきっかけとして「蛍が胸をはって夫を誇れるような」地位を手に入れるために粉骨砕身していく、というのが大体の筋。

こんなお話が上手いこと成り立つのには大前提がありまして、「重蔵と蛍が人格的にも能力的にも成功に足る好人物である」ことが必要になります。だって、「なんでこんなので成功してくんだろ?」「主人公補正乙」などと思わせたら負けなのですから。その辺りがこの作品の素晴らしいところで、重蔵も蛍も驚くべき胆力を持った豪快な人物でありながらも、決して猪突猛進や力押しなどではない知略と信念、そして何より相互の欠点を補い合う剣と鞘のような絆を以て未来を切り開いていく様には、感情的にも理性的にも納得せざるをえません。これを痛快と呼ばずになんと呼ぶか。たとえば坂本竜馬が人気なのは、言い伝えられるその豪快な気質のイメージとあまりにも鋭い先見の目によるのだと思いますが、まさにそんな感じです。

そして個人的にはここが重要なのですが、この痛快さによって、あんな成り行きでくっついた二人の信頼関係と人物に対する評価がさらに補強されているのが素晴らしい。「この二人には本質を見抜く能力がある」「この二人は本当にお互いを信頼しあっているのだな」と確信してしまえば、二人の行く末を見守りたくなる気持ちも起こってしまうというものです。これは二人だけに限らずその周囲の人物たちにも言えることですが。

言葉でこう表現するのは簡単ですが、これを実際物語上で実現できている作品は、ことノベルゲーであまり多く目にはしませんね。三人称視点からの渋みのある描写がこの裏打ちとしてよく機能してるのだと思います。

……とまあこんな持って回した言い回しをしなくても、「重蔵と蛍がかっこいい、魅力的だ」と一言で表現できてしまうのですがw

全四話あって、三話までが序、四話が破、後日談が急とも言うべき構成で、三話までと四話以降では評価を異にする必要がある(そしてあまり四話以降はネタバレなしでは語りたくない)のですが、四話の展開を評価できるのも三話まで、あるいは『流れ落ちる調べに乗せて』での丁寧な積み重ねがあってこそ。四話の展開は個人的には好みや願望に必ずしも沿ったものではなかったのですが、それでもその熱さに涙をこぼさずにはいられませんでした……(実はゲームで実際に泣いたの初めてだったり)

好みから言うと実は満点と言えるわけではないのですが、それでも絶賛する程度には素晴らしい作品でした。後日談まで読み終えたとき、言いようのない余韻と、独特の虚脱感が自分を襲いました。
好み云々関係なく、素直に「すげえ!とんでもねえ!」と思わせるだけの説得力。これがこの作品の最大の魅力なのでしょう。

(ネタバレなし範囲での)最後に。

公式ページにも「流落と闇奔をどっちをやればいいのか」的なことが書いてありますが、個人的には『流落』を先にやっておくことをおすすめします。というのも、『流落』からの伏線というかなんというか、ある情報を知っているかによって読後感が180度といわずとも90度くらいは変わりそうだからです。90度変わった時にこの作品に対してどんな評価が与えられるのか、僕には想像もつきません。僕としては『流落』を先にやった上でこのような評価をしたので、個人的には僕と同じようにプレイするのをオススメしたいですね。
実を言うと、プレイ順は『闇奔』一話~三話→『流落』→『闇奔』四話でして、振り返れば最高の形だったのではないかと思うのですが、さすがにそんな細かい指定でオススメはしませんww



それでは、以下、ネタバレありの感想です。核心どころか展開そのものの詳細を説明してるレベルなので要注意。

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エロゲ製品版 | 【2011-09-02(Fri) 03:34:34】 | Comments(-) | [編集]

MYTH

明日はコミケ2日目、ということで(どんなわけか)一年前に発売されたCircletempo「MYTH」を紹介兼レビューします。
遅すぎとか言わないで!分かってるから!



→(最終体験版Re:make+とあらすじの紹介
→(中途版の紹介
中盤までの紹介はこの2つに任せましょう。
とにかくパッケージにも「まずは8時間ほど」とあるように、
「最初、何も面白くないと思ってたらなんてこった……、それすらも伏線だったなんて」
というのが前半です。衝撃と謎がひしめく非常に面白い文章です。

それらの謎は終盤までしぶとく残り続けます。というか終わっても残りますね。そしてそれは伏線の回収漏れなどという話ではなく、事実関係がどうなっているのかさえ一見すると理解不能、というレベルです。
ですから、序盤中盤がインパクトのある展開だっただけに、そこと同じように分かりやすい感動を求めると、この作品はモヤモヤした不快なだけのものとなるかもしれません。そしてそれらを解消するには恐らく、考察という作業をするほかにないでしょう。

しかし、「このゲームは仕掛けや謎を考察するのを楽しむゲームなのか?」と訊かれれば、必ずしもそうではありません。
個人的にこのゲームは、読み解きながら人間に思いを馳せるゲームなんだと思います。下手な例えではありますが、子供の頃には分からなかった両親の行動にこめられた思いが、今になって身に染みてくる、といった感じでしょうか。あの不可解な行動(場面)を、全てを知った上で見つめ直すと、そこに込められた人物たちの『「意思」』が溢れ出てきて、その重さに呆然としてしまう。そして彼らの「夢」を思い起こし、心を震わせる。そんな中で、ふとOP「影、ミツメル、光」やED「神々の歌」を聴いて、涙が零れそうになることも(このゲームは本当に音楽が素晴らしい)。
しばしば感動というものは、悲愴な決意や決死の行動といったものによって引き起こされがちですが、それとはまた別の方向から「人」を考えさせてくれる、良い作品でした。




紹介の最後に、信者乙と言われようとも、ネタだと思われようとも、自分はこの作品をこう表現しましょう。

「MYTHってなんなのよ」
「人生...かな?」

「MYTH」を見届けたとき、この表現が決して過大評価でもネタでもなく、重厚な意味を持つことが出来ると、きっと感じて頂けるのではないでしょうか。

では、以下でネタバレトークをお届けします。多分コッチの方が長いです。

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エロゲ製品版 | 【2009-08-14(Fri) 21:24:12】 | Comments(-) | [編集]

フリーノベルゲーム(エロゲとは限りませんが)

 今回は、フリー頒布のノベルゲームからオススメのものを紹介します(基本的には◎評価のもの)。TRUE REMEMBRANCEの2作とナルキは書けそうになかったので、またいつかきっと(とはいいつつ今更自分が紹介するのも気が引けるところもありますね……)。AguniはMYTHの外伝的作品なのでここでは割愛。
 4作紹介するうち、上の2作は18禁です。ここを読んでる方に多分いないとは思いますが18歳未満の方は注意してください。



18禁
☆悪魔の迷宮(きつねみみ饅頭

 しおんが目覚めると、そこは暗くてじめじめした石の部屋。確かに昨日は、ふかふかのベッドで眠ったはずなのに――。気づけば、服も着ていない。扉を開けても、そこにはただ闇が続くだけ。
「お母さんに会いたい」。この闇から抜け出すための、しおんの孤独な戦いが始まった。

 「少女凌辱ノベル」と紹介されるこの作品。単にすごくエロいからなどという理由で高評価しているわけでないのは、公式のページを見て貰えれば分かるのではと思います。では、一体何か。それは、恐怖演出を含む卓越した世界観です。とはいっても、ホラーとして素晴らしいということを語りたいわけではありません。
 暗い画面、ジトジトした空気を伝えるテキスト、少女を壊さんと忍び寄る化け物……と、まあ真剣にプレイすればこれだけでも十分に怖いはずですが、「少女凌辱ノベル」とあれば話は別。少女が襲われるのは一種の予定調和であり、むしろ歓迎される状況。恐怖には直結しません。しかし、そんなプレイヤー心理の上を行くものが、プレイを続けるにしたがって見えてきます。それは、少女に立ち塞がる闇のように広がる世界と、欲望も絶望も希望も全て手玉に取る「悪魔」。自分はあっけなく、世界に圧倒され悪魔に弄ばれました。その恐怖は如何ばかりか……。また、上手いとはとても言えない絵・整備されてないシステムがそれを見事に助長します。「ひぐらし」「MYTH(最終体験版)」と並び、自分に「あまり整っていない方が恐怖をかきたてる」と実感させてくれた作品ですね。
怪作と呼ぶに相応しく、このサークルのこれからが楽しみです。
 プレイするときは、BadEndを全てその場で回収しながら進むことをオススメします。また、グロ・ゲテモノ注意の作品なので耐性のない方はやらないように……。


☆two(クレナイブック

 あらすじといえるあらすじはないですね。設定があるにはありますが、紹介すると盛大なネタバレなもので。一人のヒロインとイチャイチャするゲームです。コマンド選択式なので手間はかかりますが短いお話です。
 自分が評価するのは、この作品が短いながらに男女の「愛」というもののメタファー(比喩)であること強く感じたからです。"強い絆"として尊ばれもてはやされ「美しいもの」とされながら、一方で"性欲の延長"としてタブーとされ蔑まれ「醜いもの」であるという面を孕んでいる。また、美しいものという体裁をとれなくなった「愛」は、醜いものとしての末路を迎えるのみ。その矛盾のようなものを一つのシンボルを設定することで表現してのけた作者の発想に素直に感心しました。
 クレナイブックの秋氏の作品には独特の作品が多いらしいので、いつかやってみたいと思います(papillonとpulseを一部だけやったことはありますが)。


非18禁
☆悪の教科書(さんだーぼると

 社会にはびこる悪、虐げられる人々。いくら憤れど、対する牙を持たない少年たち。
 そんな彼らに今日も、「先生」は"本当の悪"を教えていく。

 第一話の展開といい、某宗教団体を分かりやすく批判している件といい、フリーかつ同人という形式だからこそできたであろうなかなか過激な作品。ですが、単に過激な展開が好きなだけの方は体験版で満足しておきましょう。何故なら、この作品は「社会批判ノベル」だからです。
 作者の狙いは過激な描写そのものではなく、プレイヤーを刺激して自分たちを取り巻く問題に意識を向けさせること。やりすぎと思える部分はこの作品において導入に過ぎません。登場人物や物語、作者の主張さえも、この作品が社会批判ノベルという形をとるためのただの枠組みです。作品が描くのは、自分たちが「知っている」こと、自分たちが「知ることができる」ことのみ。作者は「悪の教科書」を鵜呑みにすることさえも否定して、投げかけます。「貴方はどう考え、行動しますか」と。
 この作品に対しては、「どれだけ良く批評されたか」ではなく「どれだけ多く批評されたか」こそがその価値を表していることでしょう。この作品で何か考えさせられたのなら、それが既に作者の狙い通りなのですから。


☆ななつのユメをみる(みつやしき

 7年前の震災以来、PSI(サイ)と呼ばれる超能力者が多発するようになった垣根花市。
 7年来離れていたこの街に帰ってきた智也は、予知ができるという少女・こよりに引き合わせられる。彼女には人の死が見え、自らも「乱暴されて、殺されるみたい」と語るのだが……。

 2006年~2007年にかけて、全7話が連載された作品。自分は確か4話?ぐらいの頃から読んでいましたか。
 大して整った絵でもなく、テキストも時折基本的なことさえできてないところがあったり、設定にもちょっと不自然(というか不調和というか)な部分が見られるなど、決して完成された作品ではありません。また、自分が苦手な「不幸の羅列」のような一面もあって、途中まではあまり良い印象を持てませんでした。
 しかしそれは、「せかいかんそく」へ至ることで一変することに。それはこの作品の、「直向きさ」に気付けたからです。
 主人公である子供たち。恋愛とか友情とかそういう言葉を抜きに、「大好きな人と一緒にいたい」「大好きな人に幸せになってほしい」と、不器用に純粋に願い続ける彼らのその想いが、未来と過去を真直ぐにつなぎます。そしてその光景が、「作者がこれを描きたかったからあの物語があったのか」と、序盤に抱いた不信感を見事氷解させてくれました(伏線を回収したといえばそれまでかもしれませんが)。また、そこに大人という壁や隠された謎を散りばめられたことで生まれた、簡単には真実に届かせないシビアさが、それを乗り越えた直向きさの強さの裏打となっています。
 現段階ではまだ第1章であるこの作品は、切ない余韻を残して結ばれます。これから、語られなかった真実や可能性がどう展開されるのか楽しみです。
 この作品のレビューはあまり見かけませんね。グーグル先生で自分のリストが10番くらいにくる程。埋もれていると表現するのがピッタリな感じ。この紹介でちょっとでも知名度が上がってくれればなぁ。



 いずれも洗練されてはないとは思いますが、どれもそれぞれ個性的で面白い作品です。
 フリーですので、ちょっとでも興味が湧いたらレッツプレイ!

 では、以上で。

エロゲ製品版 | 【2008-10-13(Mon) 16:35:34】 | Comments(-) | [編集]

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